60歳手前から、やはりというか文庫本や子供の学校からの連絡表などの
細かい文字がぼやけるようになってきて、ついに老眼か！いままで
疲れ目とかスマホの見過ぎとか、自分で自分に言い訳してきた。
本を聴いてみませんか
さすがに読みたい本も文字を読んでいてもまず、目がショボショボして
読書に集中できなくなってKindleとかなら拡大したりできるから
いいかなっと思ったけど、拡大すると文字数が少なくなるので、
スクロールするのが忙しくてめんどくさくなって他になんかないかなあと
思ったときに出会ったのが、amazon Audibleです。
(audiobookというのもあったんですけどAmazonprime入ってる事もあって）
Audibleって
Audibleは月額￥1.500で、ポッドキャストやオーディオブックなどの音声
コンテンツを提供するサ―ビスです。特に12万冊以上のタイトルが聴き放題
というのが売りが気に入って加入しました。
聴いてみてプロの声優や俳優さんのナレーションがされてたり、オフラインでの
再生もできるし、聴く音声のスピードの速度の調整ができるのがよくて、私も
1.7～1.5倍位で調整して聴くのが気に入ってます。
聴き方としては、コンテンツから読みたいものを選んでライブラリーに
落とし込んで、ライブラリーから読みたいものをダウンロードして聞きます。
月イチでBOOKやPodcastの新着コンテンツが増えていて、ピックアップや
カテゴリー別で選びやすいのも気に入っています。
本を聴いてみた
そんな中で最近聴いたのが、小説「板上に咲く」原田マハ著。
原田マハさんは、小説家、カルチャーライター、エッセイストであり、
キュレーターでもあり、恋愛小説、や美術小説を書いています。
「板上に咲く」は棟方志功がゴッホに憧れ、青森から上京し、独学で
画家を目指し、貧乏のどん底を這いつくばって、絵画から、木版画に出会い、
これが自分のあこがれのゴッホへ近づく道として、国内、世界へ認められて
行く様をふとした縁で出会い結婚した、貧乏ながら妻チヤの陰から40余年
ささえつづけた目線で語られる棟方志功の試練と栄光のアート小説です。
ナレーションは女優の渡辺えりさん。東北なまりの語り口で、志功、チヤが
貧乏と戦い、感情の交錯にものの見事に引き込まれ、志功、気迫を込めた板を彫る音
チヤの思いを込めた墨をする音がきこえてくるようです。
お互いがお互いのことを思い思われ、言葉は足らないけれど、強い絆で結ばれ、
ゴッホを追いかけて駆け上がっていく様はジェットコースターに乗っているような
人生に聴き込んでしまいました。
スマホがあって、ちょっとした時間からでも本を聴く生活はいかがでしょう。
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