前回よりだいぶ時間が経ってしまって申し訳ないです。
自分の生活の方で子供の大学受験やらローンの申請などに
ドタバタしてました。何とか受かりましてようやく落ち着けました。
またその辺の話は改めましてそのうちお話するといたしまして
今回の本を聴く生活は
『墨のゆらめき』は、三浦しをんさんの作品です
主人公、都内の老舗ホテルで働く実直なホテルマン、続力(つづちから)
と奔放な書家である遠田薫(とおだかおる)との出会いから始まります。
続力が勤めるホテルではブライダルやパーティーで使う招待状の
宛名書きなどを頼む書家を登録していて、お客様の希望する書家に
依頼をしていました。
ある日ホテルのお得意様のお客様が選ばれた書家、遠田書道教室の遠田薫を
訪ねたところ、お得意様の招待状の宛名書きを頼みに来ただけなのに、
遠田薫の口車にのせられてなぜか手紙の代筆を手伝うことになります。
この代筆は依頼者に代わって手紙を書くというもので、続力は遠田薫と共に
その手紙を書いていく過程で、さまざまな人々との交流や思い出を重ねていきます。
最初は「なんでこの俺が」といやいやだった続力もだんだん代筆という仕事に
引き込まれ、遠田の書く文字の美しさと共に関わっていく人々との心の交流に
魅せられていきます。最初は続力の一人称の話から始まっていき、
登場人物が登場するたび、ナレーターの
櫻井孝弘さんの変幻自在の声で物語が色づき、ストーリーとともに
想像の世界が広がっていって、物語にのめりこんでいきます。
ぜひ、聴いてみてください。audible
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