喪主になりました。7

葬儀のポイント
白木祭壇

葬儀、告別式当日 (仏教 曹洞宗)

式当日となりました、先にお話したとおり通夜式はせずに葬儀告別式のみ
1日葬で行いました。葬儀告別式とは仏教の式では、一般的な形で葬儀式 
(導師が亡くなった方に引導を渡し、仏様のもとへ導き今生への別れ告げる式)
と残された遺族と花入れなどによるお別れの儀式が合わさったものです。
通常、式は一時間位で葬儀式が40分位、告別式が20分位でおこなわれます。
導師は菩提寺の場合、お寺への貢献度(檀家である、寄付をされているetc)
によっては導師2人又は3人で式が行われる時もあります。
今回は通夜式を行っていませんが、する意味としては、導師が故人の冥福を祈る
法要を行い、遺族参列者は故人を偲び、最後の食事を供し、別れを惜しむ儀式です。

式次第

葬儀式
葬儀は僧侶による読経が行われ、故人の霊魂に戒名を授け、仏弟子となって、
あの世へと送り出す引導を渡す宗教的な儀式の時間になり、遺族、親族や
ごく親しい人が中心になって営まれます。

おおよそ式場の一般的な作りは、前正面に祭壇があり、中央に通路(導師、焼香、
遺族親族参列者入退場に使います。)、左右に席が並べられています。

一同着席 席順は祭壇正面から右手、前より遺族から親族が着席していきます。

導師入場 開式  通常は導師入場時、遺族親族、参列者は合掌をもって
          お迎えします。 開式が告げられます。  

葬儀開式  導師が読経し、引導,授戒を行います。
       仏教式では葬儀内容は各宗派ほぼ変わりありませんが、
       引導の渡し方は各宗派、各お寺によって使う葬具や作法が
       変わります。

4 弔辞、弔電 ここで故人へ向けて喪主や遺族が弔辞を述べます。弔電も紹介されます。

5 焼香  喪主、遺族、親族、参列者の順番に行います。

導師退場  僧侶が退場します。

告別式の準備  一旦、遺族親族、参列者の方々も式場を退席し、休憩する間に
        棺の中に花を納める準備を整えられます。

告別式     主に御花入れの儀を中心に式が行われます。
        全員で棺の周りに集まり、棺の中にお花を納めます。
        また思い出の品も納めることができます。
        金属物は火葬中に溶けて骨についたりしますので
        入れる場合は多くて2個ぐらいにしましょう。
        
        故人に最後の別れを告げ、皆で棺の蓋を持って閉めます。
        地域によっては棺の蓋を閉めた後釘打ちをする地域もあります。

喪主挨拶    喪主が御礼の挨拶を述べます。
        

閉式      告別式の閉式が告げられます。

出棺     喪主は白木のお位牌を持ち霊柩車の助手席に乗り、
       遺族、親族は、自家用車、タクシー又はマイクロバスに
       乗り込み霊柩車の後から続きます。
       参列者は出棺を見送ります。

ここまでが斎場で葬式を行った場合のながらになります。場所はお寺の
本堂だったり集会所、公営葬祭場(火葬場付)などがありますが式の流れは
おおよそ上記の通りになります。

父の葬儀も式次第はほぼ同じで進みました。遺族6人だけの式でしたので、通常
参列者が来るような式だとお焼香に時間がかかりますが、6人で10分もかからず
焼香が終了したのでゆっくりご住職の読経を聞くことが出来、告別式の花入れも
ゆっくり、落ち着いて遺品のスーツや写真、愛用の書道用の筆を棺に納め、花を
一杯飾り入れることができました。
ご住職の読経が流れる中、棺の蓋を閉じて葬儀社の方も手伝っていただいて棺を
霊柩車に運び入れ、私は霊柩車に、親族は自家用で、ご住職もご自分のお車で、
火葬場に向けて出発しました。

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